インターンシップについて
今年もアルファサードさんに2名の学生をインターンシップとしてお願いしている。昨年はうちのゼミの学生だったが、今年は考古学ゼミと美術史ゼミの学生である。毎日一度はこのことを思い出し、「ちゃんとやってるだろうか...」と心配になる (^_^;;
昨年預かっていただいたK君は、インターンシップによってWeb関係の仕事につきたいという夢を強化し、結局来年4月から専門学校に通うことになった。「少し責任を感じる...」とは上のリンク先のblogに書かれたコメントだが(お世話をおかけしております)、私も同じ気持ちである(進学のための推薦書にサインをする時は、結構プレッシャーだった (^_^;;)。加えて、K君の夢を叶えるためのプログラムを花大で十全に提供できなかったからこそ専門学校に行くと考えれば、忸怩たる思いもある。彼が「夢」を見つけてくれた、そういう教育ができた、というのが、唯一の(そして最大の)救いだ。
今年の2名は、何を得て帰ってくるだろうか(帰ってこなかったりして (^_^;;)。


Comments
うちでも新年度のインターンシップ打ち合わせが始まってます。インターン中ももちろん心配なのですが、問題は、インターンから戻ってきてからなんですよね。「現場」と「大学」との違いを自覚化できないうちから、「大学での勉強は、現場では役に立たない」との紋切型だけは立派に習得したりするのでf(^_^;
Posted by: どゐ | 2006.03.04 at 08:45 AM
いつもお世話になっております。
作業ばかりでは面白くないだろうということで、今日はブレストに参加してもらいました。
学生さんだけではなくて、最近入ったスタッフにも言えることですが、ビジネスの現場では「課題発見力」と「課題解決力」がモノを言います。スキルなんかは時間があれば身につくわけですし、大学で「現場」寄りのことを学んでも大して役にはたたないでしょう。そこは「現場」ではないのですから。
よく「コミュニケーション能力」とか言われますが、ビジネスコミュニケーションのためにはベースとなる知識やスキルが必要で、これらは後から身につくものですから、コミュニケーション能力が高く見えても後でどう成長するかはわかりません。
その点で「課題発見能力」「課題解決能力」はわかりやすいです。この能力の欠如は「成長」に大きく影響しますから。
転じて、研究や学問を通じても「課題発見能力」「課題解決能力」は鍛えられるはずだと思います。
学問の中身ではなくプロセスが大切なんだというと当たり前の話っぽいですが、このあたりを「現場」で認識して「大学」に戻ってもらえれば嬉しいです。
僕自身も学生さんを見ながら、大いに勉強させていただいています。
Posted by: Junnama Noda | 2006.03.07 at 02:09 AM
どゐさん、Junnamaさん、コメントありがとうございます。
「課題発見能力」「課題解決能力」というのはその通りだと思いますね。前に猪口邦子さんの話(http://morosiki.txt-nifty.com/blog/2005/03/10fd_1.html 参照)を聞いたときもふむふむと思ったんですが、前者は現状の大学教育の枠組みの中ですぐにできることだろうと思います。時間に余裕があるなら、紋切型でも何でも仕入れてきてもらった方が、「課題発見能力」の形成にはプラスになると思うんですけどね。
解決能力については、うちの大学では来年度からぼちぼちやるつもりですが、これまで明示的な教育実績がないので試行錯誤の連続ですね (^_^;;
Posted by: もろ | 2006.03.07 at 09:55 AM